STBeeで遊ぶ

Strawberry LinuxのSTBee。
http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=32103

STM32F103VET6(ARM Cortex-M3)。

去年徹底入門の開発環境をもってきて試したが今回は別のアプローチで。
徹底入門はここ(http://miqn.net/)。

Strawberry Linuxが提供しているサンプルを動かすまで。
http://strawberry-linux.com/stbee/

開発環境はFreeBSDを使いたかったけれど一番実績のあるWindowsで。

ドライバの準備

um0412.zip
http://www.st.com/internet/mcu/product/164491.jsp
Design Supportタブを選択して、下の方のSW DEMOSのところにある。
"DfuSe USB device firmware upgrade STMicroelectronics extension"。
(みつからなければ http://strawberry-linux.com/stbee/driver
ダウンロードして、展開、インストール。
その後、STBeeをUSBでPCに接続すると、ドライバのインスト−ルが行われる。

Cygwin

setup.exe
1.7系のものをダウンロードする。
http://www.cygwin.com/
インストールする際にmakeを追加する。

GCC

LaunchpadのGCCをダウンロードしてインストールする。ABIはEABIを選択すること。
https://launchpad.net/gcc-arm-embedded
他にもARM向けGCCは提供されている。以前はSourcery CodeBench Lite Editionが有力だったが登録が必要になっている。
以下の情報も参照。
http://avr.paslog.jp/article/2545802.html

サンプルのコンパイル

STBee用のサンプルプロジェクトをダウンロード。
http://strawberry-linux.com/stbee/cc

$ make

書き込み

STBeeは標準でDFUというFirmware書き換え用ブートローダが搭載されている(0x8000000から0x8002fff)。
そのおかげでUSBでPCと接続するだけで書き込みができる。

DfuSe

um0412.zipからインストールしたDFU File Managerを利用する。
http://strawberry-linux.com/stbee/dfuse
GUIのツールを操作する。一度変換してから書き込む必要があって面倒。

DFUW

Strawberry Linuxが提供しているコマンドラインツール。
以下から取得して利用する.
http://strawberry-linux.com/stbee/dfuw
$ dfuw stbee-led.hex

結果

Lチカしていれば無事に書き込めている。